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6入院(誕生)


23:00 子宮口が全開になったものの、破水しないので、
助産士さんの手で破水させてもらう。
卵膜には痛覚がないのか痛くはありません。

机に手をついて立っていきみます。
でも、今までいきんじゃいけなかったし、
そもそもどうやってやるのかがよくわからず、結構しんどい。
陣痛が来た時に、
 吐いて、吐いて、吸って、止めて、いきむー。
 吐いて、吸って、いきむー。
と指導される。

分娩台に乗って同じことをやっていると、
助産士さんに「まだ冷静すぎてだめやねー」といわれる。
後で他に入院していた人からも「静かなお産だったねえ。」
と言われました。
これでも必死だったんですけど・・・。

朝までかかるかな、と思われていたみたいだけど、
こんなしんどいこともう嫌だ!と思ってがんばると、
予想以上に早く進み、会陰切開が間に合わないくらい
早くに赤ちゃんの頭が出てきてしまい、
余計な所まで切れてしまいました。

頭が出たらもういきまずに「はっはっは」という呼吸にします。
するするーっと赤ちゃんが誕生。

私はクタクタでボーっとしていると、
私以外はへその緒をみて盛り上がっています。
なんでも一つ結び目がついている上に頭のまわりで
一重まいていたらしい。
普通赤ちゃんは回転しながら出てくるのに、
そのまんま出てきたとのこと。
へその緒のせいでひっかかってなかなか
出てこれず時間がかかったのね。

この結び目は結構怖くて下手すると栄養や
酸素が赤ちゃんに行かずに死んでしまっていたかも
しれないとのこと。
良かった。無事で。逆境に強いタイプの子だね。

こうして、2328gと小さい男の子が誕生しました。
油まみれだけど、血色はよく、元気に泣いていました。
早速私のおなかの上に置いてもらうと、泣き止んで
もぞもぞ動いています。
私の産院ではカンガルーケアと言って、
生まれた赤ちゃんを保温器に置くのではなく、
母親の体温で暖めます。
切れてしまった会陰を先生が縫っています。
かなり長い間縫っている気がしました。
相当切れてしまったみたい。
麻酔をしていてもチクチクが痛いです。

ヒマだし、赤ちゃんの顔が見たいから顔が見える
ように動かしてもいいですか?と聞くと、
「胸の上のその位置が赤ちゃんが安定して、
暖かくいられる場所だから、自分の都合ばっかり
言ったらアカン」
と先生から少ししかられてしまいました。

仕方がないので、頭が冷えないように赤ちゃんの頭に
かぶせられている青い帽子をながめてました。

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