共働きでも楽しく妊娠・育児♪
« 妊娠5ヶ月16週目3日:ソフトウエア開発技術者試験 ← → 妊娠5ヶ月17週目2日:母親教室 »


妊娠5ヶ月17週目1日:男性の育児休業


育児で会社を休むような男達という1990年代に出版された本を読みました。今議員をやっている福島瑞穂さんが弁護士時代なので育休を取る人も労働組合活動をやっている人とかちょっと社会に戦う人が多い気がします。
つまり、ちょっと特別な人が取っていた感はありますが、この本が出てから10年もたったのでもうちょっと普通の男の人でも取れるのではという気持ちで我がダンナに育休取得を薦めてみました。

現在、配偶者の産後8週間については、男性労働者も育児休業を取得できます。(育児・介護休業法第6条)

ダンナがこの期間中育休を取れば私も実家に帰らずに済むし、
初めての子供をちゃんとダンナが面倒を見ることが出来るはず。

いつもかなりイヤイヤ仕事に行っている人なのであっさり引き受けてもらえると思いきや・・・

ダンナ曰く
・会社の人に気兼ねして嫌な思いをしたくない。
 私の入院中早く帰るのもかなり大変だった。
・夫が窓際族になってもいいのか。
・君がそんなに大変なら育児期間中は
 君が専業主婦になってもらった方が良い。

なんともステレオタイプな答えが返って来たためびっくり。
私も応戦して、
・私だってあなたが入院したら会社の人に嫌がられようと、
 同じように早く帰る。
・普段の態度からあなたが出世しようと思っているなんて
 思ってもいなかった。
・そもそも私の方が今まで真面目に資格試験に取り組んだり、
 仕事に対して前向きにやってきたのに専業主婦になってほしいなんて、
 今更何いってんの。
・会社にあなたの代わりはいるけど、父親の代わりはいない。
と正論で言い負かしてしまい、わが家は今ちょっと冷戦状態。

ちょっと言い過ぎたかな、かわいそうかなとも思ったけど、
私の知り合いの男性で家事がかなり出来、育児短をやったりしている人の
奥さん達は、一様に私から見てもかなり手強い。
良き夫を育てるにはそこそこ強妻にならなくてはいけないのかもしれない。
ここで弱気になってカワイイ妻になっていてはいけない・・・。
たぶん。(既に弱気)

他に参考にした本
男も育児休職
NECで夫婦共働きで働く男性社員が日本でほぼ初めての育休をとった体験談。
夫婦共に管理職になったスーパー夫妻。育休2ヶ月中もダンナは職場が気になってしょうがなかったという仕事中毒者だった。職場の理解もあり、研究職だったとはいえ、サラリーマンでやれるお手本。日本人は誰もやっていないことに対して自分が気兼ねしてしまうという意見はなるほど。

男の育児書
前半は妊娠から出産までの事を書いたよくある内容の本だったが、後半は育児短をとったり家事を主体的にこなしている男性達の体験談が書いてある。この本の奥さん達もやっぱり強そう。

この手の本を女の私が読むのではなく、ダンナが自分で読んで、
自発的に育休を取ってくれないと意味がない気もする。
むー。

やなさん、昨日ニュースで「男性の育休助成、利用ゼロ 2年間、04年度で廃止
というのを読みました。それが現実なのでしょうね。
「強い母」になってください、子どもを産めるのは女だけですから。
自信をもって生きてくださいね、応援しています。(色んな作戦でご主人を懐柔してみてください。)
Posted by takuto-akira at 2005年04月22日 03:16


次世代育成支援対策推進法が制定されましたが、その中で企業が次世代支援を積極的にしている企業として厚生労働省が認定する基準を見ると「計画期間内に男性の育児休業取得者がいる」というのが条件になっています。
つまり、1人でもいいのです。
たまごクラブ、ひよこクラブみたいな育児の本をみると、男性が育児介護休業をとっている例をたくさん見ますが、その人の職業は現在でも、公務員・大学教員(法律に忠実なので休暇を取っても不利益取り扱いはないことが多い)が多いように見受けます。
参考図書:子育てに出会うとき(大日向雅美)NHKBooks
大日向さんの本はたいへんおもしろく(身につまされ!)勉強になります。

Posted by 遠藤 at 2005年04月22日 07:03


子供を産み、育てていくときに仕事を続けるには、
だんなさんの協力は不可欠です。
だんなさんはもちろん、保育園、シッターさん、じじばば、
公共の保育シッターさんなど、
さまざまな人に協力してもらう必要があります。
やなさんとだんなさんの納得のいくように、
話し合って乗り越えてくださいね。
本当は男性も気兼ねなく、育児休暇が取れる会社が
どんどんふえていかなければならないと思うのですが、
日本は、まだまだですね・・・・。

Posted by あき at 2005年04月22日 10:16


>第三の本田さん
某リタイアの方の事ですね。
サラリーマンには本音と建前があって、
建前の方がより重要ということを思い知らされました。

>takuto-akiraさん
便利でお得な制度があっても使わない。
不思議ですねえ。
「育休取らなければ罰金」じゃないと日本人は使わないのでしょうか。
うまいこと懐柔できる言い方を勉強しなくちゃいけません。
言い負かすことが目的ではないのについやってしまうので。

>遠藤さん
大日向雅美さんの本是非探してみますね。
同僚の女性の中でも旦那さんが育休を取るのに自分の領域を侵される
ようで嫌だといっていた人もいました。
(その人の相方さんは公務員で育休取得するつもりでいるのですが)
女性でもいろいろですね。

>あきさん
子供を育てるということは、なあなあじゃ済ませない問題なんだな
と思う今日このごろです。
ダンナの会社の人でも育児短などをとっている人がいるのですが、
自分の部署にはいないと抵抗されています。
みんなで渡らないと怖いというのは少々情けないのですが、
そういう人の方が多数派で普通なんでしょうね。
Posted by やな at 2005年04月22日 19:45

共働きでも楽しく妊娠・育児♪
« 妊娠5ヶ月16週目3日:ソフトウエア開発技術者試験 ← → 妊娠5ヶ月17週目2日:母親教室 »